
引っ越し後の荷ほどきは、「今夜使う物 → キッチン・水回り → 衣類 → 本や趣味の物」の順に進めると、初日から無理なく暮らし始められます。大きな家具は、箱を開ける前に置き場所を決めておくのがコツです。空いた段ボールは、船橋市ではひもで束ねて有価物の日に出します。一度に大量に出るときは、先に市に相談しましょう。
この記事では、引っ越した「後」に絞って、入居初日にやること、荷ほどきの順番、段ボールの片付け方、手伝いを頼むときの料金の目安をまとめます。
入居初日、荷ほどきより先に済ませたいこと
段ボールの山を前にすると、つい手近な箱から開けたくなります。ですが、先に次の3つを済ませておくと、家具の置き直しや、退去時の傷のトラブル、食品の傷みを防ぎやすくなります。
▶ 家具・家電の置き場所を決めてから箱を開ける
段ボールを部屋中に広げてしまうと、タンスやベッドを動かす場所がなくなります。大きな家具と家電の位置を先に決め、段ボールは使う部屋の隅に寄せてから開け始めましょう。キッチンの箱をリビングで開けると、中身を持って何度も往復することになります。
▶ 賃貸なら、部屋の傷を写真で残しておく
家具や段ボールで床や壁が隠れる前に、もともとあった傷や汚れを、日付の分かる写真で残しておきましょう。国土交通省の原状回復のガイドラインも、入居時の部屋の状態を写真などで記録しておくことを勧めています。気になる傷は早めに管理会社へ伝えておくと、退去のときに話がこじれにくくなります。
なお、このガイドラインは一般的な目安で、国土交通省も「法的な拘束力を持つものでもない」としています。実際の負担は、契約の内容や個別の事情によって変わります。
▶ 冷蔵庫は、冷えてから食品を入れる
電源を入れるタイミングは、メーカーや機種によって案内が違います。たとえばシャープは「設置後すぐに電源プラグをコンセントへ差し込んでも大丈夫です。」としたうえで、庫内が冷えるまで「通常2~3時間、夏場など暑いときは約10時間以上」かかると案内しています。お使いの冷蔵庫の説明書で確かめ、冷えるまでは保冷剤を入れたクーラーボックスなどで食品を守りましょう。
⚠ 洗濯機・冷蔵庫の取り付けについて
配線や水道の取り付けは、便利屋ファーストでは対応していません。置き場所まで運ぶ・位置を調整するといった力仕事はお手伝いできます。取り付けは、引っ越し会社や家電の購入店、説明書の案内に沿って進めてください。洗濯機をつないだ後は、蛇口を開けて水漏れがないかを確かめましょう。集合住宅では、下の階への水漏れにも気を付けてください。
荷ほどきの順番|部屋ごとの優先度
荷ほどきは、その日の生活に必要な物から開け、数日なくても困らない物は後回しにします。目安の順番を表にまとめました。
| 順番 | 開ける箱 | 先に開ける理由 |
|---|---|---|
| 1 | 今夜使う物(照明、カーテン、寝具、洗面用具、スマホの充電器、常備薬、トイレットペーパー) | 暗くなる前に明かりとカーテンが要るため。寝具や洗面用具もその夜すぐ使うため |
| 2 | キッチン・水回り(食器を少し、調理道具、タオル、掃除用具) | 食事とお風呂ができれば、生活が回り始めるため |
| 3 | 衣類(数日分の着替え、通勤・通学の物) | 数日分があれば、残りは収納を決めてからゆっくり出せるため |
| 4 | 本・趣味の物・季節外の物・飾り | しまう場所が決まってから出すほうが、しまい直しが減るため |
⚠ 照明・カーテンを付けるとき
椅子や段ボールに乗らず、安定した踏み台や脚立を使い、できれば二人で作業しましょう。暗くなってからの高い所の作業は避けてください。天井の器具に差し込むだけでは付けられない照明(配線をつなぐ必要があるもの)は、自分で付けずに電気工事店に相談しましょう。
荷ほどきを楽にするコツ
▶ 1日で全部終わらせようとしない
引っ越し当日は、運び出しと運び込みで体力を使い切っていることが多いものです。初日は表の「1」と、できれば「2」まで。2日目に「3」、残りは週末に、と区切ると続けやすくなります。
▶ 空いた箱はその都度たたむ
中身を出した段ボールをそのままにすると、足元が狭くなり、つまずく原因になります。空いた箱はすぐにたたんで、1か所にまとめておきましょう。
▶ 賃貸は、傷を付けない工夫も
国土交通省のガイドラインでは、「引越作業等で生じた引っかきキズ」や「賃借人が天井に直接つけた照明器具の跡」が、借主の負担になる例として挙がっています。家具を動かすときは毛布などで床を守りましょう。壁にネジで棚を付ける、天井に照明を直接付けるといった作業は、先に管理会社に確認してください。
空いた段ボール・緩衝材の片付け方(船橋市の場合)
船橋市では、段ボールは可燃ごみではなく「有価物」として出します。緩衝材などは物によって出し方が違うので、市のページと分別一覧表で確認した内容をまとめました。
| 出る物 | 船橋市での出し方 |
|---|---|
| 段ボール | 有価物(週1回・朝8時30分まで)。段ボールだけでまとめ、ひもでしばる。ガムテープで束ねるのは不可 |
| 発泡スチロール、ビニール袋など | 可燃ごみ(週2回・市指定の袋)。長さはおおむね50cm以内。小さくできない大きなものは粗大ごみ |
| 果物などのネット袋・緩衝材 | 可燃ごみ |
| 梱包に使ったビニールひも | 50cm以内に切って可燃ごみ |
可燃ごみを出す時間は、地区によって朝8時30分まで(昼間収集)か夜7時30分まで(夜間収集)に分かれています。
▶ 段ボールの束ね方
市のページでは、段ボールとして出せるのは「間に波型の紙が入っているものだけです。」とされています。何枚かあるものは、ひもでしばって束ねます。1枚だけのものは、風で飛ばないように出しましょう。雨の日でも回収されますが、市は「できるだけ晴れの時に出してください。」としています。
▶ 一度に大量に出るときは先に市へ
引っ越し直後は、段ボールが数十枚出ることも珍しくありません。市は、引っ越しなどで大量に出る段ボールは「クリーン推進課にご連絡ください。」としています。連絡すると、持ち込める近くの事業所を案内してもらえます(クリーン推進課:047-436-2434、平日9時〜17時)。集積所にまとめて出す前に、一度相談しましょう。
段ボール以外のごみも、引っ越しで大量に出た分は集積所には出せません。市は、自分で清掃工場に運ぶか、ごみ処理の許可を持つ業者(有料)に頼むよう案内しています。
💡 マンション・アパートの場合
ごみ集積所の場所や出せる時間、段ボールの置き方が、管理規約や管理会社の案内で決まっていることがあります。入居したら、集積所の掲示や入居時にもらった書類を一度確認しておきましょう。
荷ほどきの手伝いを頼むときの料金の目安
荷ほどきを人に頼む方法には、引っ越し会社のオプション、家事代行サービス、便利屋などがあります。料金の決まり方がそれぞれ違うため、出どころごとに分けて載せます(便利屋の料金は作業内容で変わるため、表には載せていません)。
※スマートフォンでは表を横にスクロールしてご覧ください。
| 頼み方 | 料金の目安 | 数字の出どころ |
|---|---|---|
| 引っ越し会社のオプション「荷解き(小物類開梱)」 | 平均33,000円 | 引っ越し比較サイト(同サイトの見積り明細から算出。件数の記載はなく、業者によって料金は異なると記載) |
| 引っ越し会社のプランに荷造り・荷ほどきを付ける | どちらか一方で通常プランの約3割増し、両方で約4割増し | 引っ越し見積りサイトのコラム(2025年11月。同サイトの利用者データの集計) |
| 家事代行サービス(1回だけの利用) | 1時間3,000〜5,000円、交通費800〜1,000円。1回2時間以上が基本で、7,000〜15,000円ほど | 同じコラム(家事代行3社の料金を調べた、2021年10月時点の数字と記載) |
引っ越し会社は通常プランへの上乗せ、家事代行は時間単位で計算されることが多いため、単純には比べられません。「どの部屋の、どの箱まで」を決めてから見積りを取ると、頼む範囲と金額を比べやすくなります。便利屋ファーストの料金は、無料のお見積りでご確認ください。
便利屋ファーストがお手伝いできること
便利屋ファーストでは、季節やイベントに合わせたスポットサービスの一つとして、引っ越し前後の掃除や荷ほどきをお手伝いしています。入居後に関係するものは、次のとおりです。
- 引っ越し前後の掃除や荷ほどき、家具の組み立てや移動、カーテンレールや照明器具の取り付け(その他のサービス)
- 重い家具の移動や、冷蔵庫・洗濯機などの大型家電の移動・設置の補助(荷物の運搬)。配線や水道の取り付けは対応していません
- ネット通販で届いた家具・家電を、玄関から指定のお部屋まで運び、設置場所に置くお手伝い。組み立て自体は別途費用がかかる場合があります
- 引っ越しの一部分だけ、家具1点からのご依頼
荷ほどきで出た段ボールやごみは、上で紹介した船橋市のルールで出すのが基本です。
料金は、基本的には事前見積り通りの金額で対応いたします。現場で内容に大きな変更があった場合のみ、お客様の了承を得てから対応いたします。損害保険に加入しています。荷物の運搬では、立ち会いが難しい場合もご相談いただけます。ほかの対応内容はサービス一覧をご覧ください。
引っ越し後の荷ほどき・家具の移動のご相談はお気軽に
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