
大きな地震では、倒れてきた家具によるケガや、家具が出入口をふさいで避難できなくなる被害が数多く起きています。命と避難経路を守るうえで、いちばん効果が高いのは壁の下地にL字金具でネジ留めする方法です。とはいえ、賃貸でビス(ネジ)を打てないお住まいも多いはず。その場合も、突っ張り棒とストッパー(または粘着マット)を「2つ同時に」使うことで、L字金具に近い効果が得られます。この記事では、家具固定の方法と効果、賃貸での対策、自分でやるのが不安なときの頼み方まで、千葉の便利屋がわかりやすく解説します。
地震対策で家具固定がなぜ重要なのか
地震のとき、家の中で意外と多いのが「家具によるケガ」です。過去の大きな地震では、建物内で負傷した人のうち、家具の転倒・落下・移動が原因だった割合が高いことが報告されています。阪神・淡路大震災では、室内で負傷した人の約半数が家具類の転倒・落下によるものだったという調査もあります(東京消防庁などの資料より)。特に背の高い本棚やタンス、食器棚は、倒れると下敷きになったり、割れたガラスで足元が危険になったりします。
寝室や子ども部屋、玄関までの通路にある背の高い家具は、優先的に固定したい場所です。船橋市をはじめ千葉県も強い揺れが想定されているエリアですので、「うちは大丈夫」と思わず、早めの備えをおすすめします。
家具固定の主な方法と効果の違い
家具固定の器具にはいくつか種類があり、それぞれ効果と取り付け条件が異なります。代表的なものを見ていきましょう。
- ▶ L字金具(ネジ固定)…もっとも効果が高い
家具の上部と壁を金属のL字金具でネジ留めする方法です。壁の下地(柱・間柱・胴縁)にしっかり留めれば、強い揺れでも倒れにくくなります。行政が第一に推奨する方法です。 - ▶ ポール式(突っ張り棒)
家具と天井の間を突っ張って支える器具です。穴をあけずに使えますが、単体では効果が限られ、天井や家具の強度によっては力を発揮できないことがあります。 - ▶ ストッパー式・粘着マット式
家具の下の前側に差し込んで前傾させる「ストッパー式」、底面に貼って踏ん張らせる「粘着マット式」。手軽ですが、これも単体では補助的な役割です。
東京消防庁は「原則はL字金具で壁の下地にネジ固定」としたうえで、それが難しい場合は「ポール式(突っ張り棒)+ストッパー式(または粘着マット式)の2つを組み合わせる」ことで、L字金具と同等の効果が得られるとしています。コツは“1種類で済ませず、2つ併用する”ことです。
賃貸で穴をあけずに家具を固定するコツ
賃貸住宅では、退去時の原状回復を考えると壁にビスを打ちにくいものです。そんなときこそ、前述の「2つ併用」が活きてきます。やり方のコツは次のとおりです。
- ▶ 突っ張り棒は奥側(壁寄り)の上部へ
左右に2本設置し、天井とのすき間をしっかりなくします。手前側に付けると効果が下がります。 - ▶ 家具の下の前側にストッパー
差し込んでわずかに後ろへ傾けると、前向きに倒れにくくなります。 - ▶ 天井がやわらかいときは当て板を
突っ張り棒の力が逃げないよう、板を一枚かませると安定します。
突っ張り棒は「とりあえず付けただけ」では効果が出ないことがあります。天井裏に強度がない位置だと、地震の力で天井側がへこんでしまうためです。設置場所と、家具とのすき間ゼロを意識してください。テレビや電子レンジなどの家電も、粘着マットや固定ベルトで留めておくと安心です。
自分でやるのが不安なら千葉の便利屋に家具固定を頼む
「重いタンスを動かして金具を付けるのが大変」「下地がどこにあるか分からない」「高い位置の家具で脚立作業が不安」——そんなときは、無理をせず業者に頼むのも一つの方法です。便利屋ファースト千葉店では、家具の転倒防止・地震対策の作業を承っています。千葉県全域と東京都内の一部に対応し、事前見積もりの明朗会計(追加費用なし)、損害保険加入済みで、万が一の際も安心です。立ち会いが難しい場合のご相談や、電球1個の交換のような小さな作業からお引き受けしているのも、地域の便利屋ならではの強みです。
家具固定の詳しい内容は地震対策(家具固定)のページを、ほかの作業はサービス一覧をご覧ください。あわせて鍵や窓まわりの防犯対策も承っています。船橋市周辺はもちろん、千葉県内で家具固定の業者をお探しの方は、お気軽にご相談ください。




